2017年11月14日

山林2個を丸ごと3D化 ~太陽光開発予定地の谷に囲まれた山林をレーザー搭載ドローンで3次元計測~

テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下テラドローン)は、大分県内の太陽光開発予定地の樹木下の地表面を、レーザー搭載ドローンを用いて、樹木を伐採することなく3次元計測を実施いたしました。

 

 

計測実施場所は、大分県にある約40Haの太陽光開発予定地です。同地域では、地球環境保護のために、負荷が少なくまた自然との共生を目指し、太陽光発電などの新エネルギーの導入を積極的に行っています。現場は、複数の谷が存在しているため、従来の人員で測量をする方法では危険であり、また多くの工数がかかってしまいます。有人機を使用した航空測量では、高い高度から計測しなければならず、谷がいくつか存在する本現場では困難なため、高所作業者及びレーザー搭載ドローンを活用して3次元計測を実施致しました。

 

取得した3次元データ

 

本現場でのレーザー計測では、伐採せずに樹木下の地表面の情報を得られただけではなく、複数ある谷の計測ができ、境界確定や効率的な造成計画の策定に資するものと期待されています。テラドローンでは、高性能UAVと3次元レーザー計測システムの技術を用いて、安全で効率的な再生可能エネルギーの開発に貢献してまいります。