2018年2月16日

日本コムシスとレーザー搭載ドローンを用いて 太陽光発電所開発予定地の3次元測量を実施

テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:徳重 徹、以下テラドローン)は、日本コムシス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加賀谷 卓、以下日本コムシス)と共同で、太陽光発電所開発予定地のレーザー搭載ドローンによる3次元測量を実施いたしました。

 

◆         対象施設       神奈川県内

◆         測量規模       13ha

◆         作業体制       4 名 (ドローン・測量技術者)

◆         実施日数       2日間

 

現場は急勾配で密集した森林地域であり、従来手法では、森林内部まで立ち入り入念な現場調査を行い、さらに測量のために森林の伐採を行う必要がありました。これには、多大なコストと長期間が必要となり、発電所の建設計画を作成する上で高いハードルとなっておりました。

 

この度実施しましたレーザー搭載ドローンによる3次元測量では、さまざまな角度から森林内部にレーザーを照射することで森林を伐採することなく地形測量が可能となります。これにより、従来数か月を要する測量期間を2日間に短縮し、測量にかかるコストも抑えることができました。さらには、森林内部への立ち入りも最小限に抑えることができ、安全性の向上にも大きく貢献しました。

 

図1. 現場写真

 

レーザー搭載ドローンによる計測は、高密度な3次元データ取得を可能とするソリューションです。尾根・沢の形状や平地面積等の把握が可能となり、パネル配置シミュレーションに基づく発電量の推定を効果的に実施できます。

 

図2. 3次元点群データ(左 上方、右 南方より)

 

テラドローンと日本コムシスは、今後も建設現場における作業効率と安全性の向上、並びに工期短縮を実現するとともにお客様に最新技術を取り入れた最適なソリューションを提供し、さらなるサービス品質の向上を目指してまいります。

 

日本コムシス株式会社

1951年創業。通信キャリアの電気通信設備構築のパイオニア&リーディングカンパニー。長年培った技術力やノウハウをベースに公共や企業顧客向けのネットワーク構築、システム開発、運用、保守までのトータルソリューションを提供。近年では、再生エネルギー、上下水道、ガス等の新たな分野で環境・社会インフラの構築、運用にも事業範囲を拡大。最先端ICTを活用し多様なインフラやネットワーク構築を手掛ける総合エンジニアリングカンパニー。

 

本件に関する問い合わせ

 

◆テラドローン株式会社

電話 : 03-6419-7193

メール: info.jp@terra-drone.co.jp

HP : http://www.terra-drone.net

 

◆日本コムシス株式会社 広報・CSR推進室
電話 : 03-3448-7190
メール : koho.tokyo@comsys.co.jp

HP : http://www.comsys.co.jp/