2018年3月19日

ドローンによる鳥獣追い払い実験を実施 – 測量 /災害対策に加え、自治体向けドローンソリューションの提供本格化

 

テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹 以下テラドローン)は、神奈川県環境農政局 緑政部 自然環境保全課「かながわ鳥獣被害対策支援センター」(所在地:神奈川県平塚市、以下かながわ鳥獣被害対策支援センター)の委託を受け、鳥獣被害対策に伴う負担を軽減するため、ドローンを用いた鳥類(ヒヨドリ、カラス等)の追い払い実験を、綾瀬市早川地区において実施致しました。今回のドローンによる鳥類の追い払いは、県では初めての試みです。

 

♦実験目的♦

・ ドローンの飛行のみと鳥類等が嫌がる特殊な音波を発生させる装置を搭載したドローンを飛行させて、農地などからの追い払い効果を測定

 

♦実験日程♦

特殊音波装置を起動させずに、ドローンのみで、鳥獣被害の畑上空を飛行

    1回目 2月22日(木)
    2回目 2月23日(金)

 

特殊音波装置を起動して、鳥獣被害の畑上空を飛行
    1回目 2月26日(月)
    2回目 3月6日(火)

(特殊音波装置付きドローン)                      

 

 (実験の様子)

 

結果として、ドローンを飛行させる際に発生するプロペラ音だけでは鳥類は逃げたりしませんが、特殊音波装置付きドローンを飛行させた際には、鳥が畑から周辺の林へ逃げ込む様子が確認でき、実証実験の効果がみられました。

 

テラドローンは、今後も様々な自治体へドローンのソリューションを展開して参ります。