2025年11月5日

テラドローン子会社ユニフライ、「Spatioプロジェクト」にて、飛行計画段階の衝突回避・運航中の安全な飛行間隔維持に関する実証成果を発表

Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は、子会社でベルギーに拠点を置く運航管理システム(UTM)プロバイダーのリーディングカンパニーUnifly NV(以下、ユニフライ)が、ドローンの安全で効率的な運航に関する空の交通ルールや運航管理の仕組みを実環境で実証する「Spatioプロジェクト(以下、本プロジェクト)」において、実証成果をルーマニアで開催されたオープンデーにて発表したことをお知らせいたします。ユニフライは、飛行計画段階での衝突回避および運航中の安全な飛行間隔の維持を実現する運航管理技術についての実証成果を発表しました。

本プロジェクトは、欧州の複数の事業者や研究機関が連携して取り組む国際共同プロジェクトであり、実際の飛行環境における運航データの共有や、安全かつ効率的な空域利用の実現に向けた技術検証が進められています。今後、これらの成果をもとに、欧州各国における制度設計や運用ルールへの反映が進むことが期待されております。

詳細はこちらをご確認ください。(英語)

https://www.unifly.aero/unifly-showcases-advanced-u-space-services-at-spatio-project-open-day/

Terra Drone株式会社

テラドローンは、「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、ドローンの開発及びソリューションを提供しています。また安全かつ効率的なドローンの運航を支援するための運航管理システム(UTM)の開発・提供や、国外を対象にした空飛ぶクルマ向け運航管理システムの開発にも注力し、幅広い産業に貢献しています。

テラドローンは、測量、点検、農業、運航管理の分野で累計3000件以上の実績を誇っています。また、当社グループを通じて提供されるUTMは、世界10カ国での導入実績があります。こうした成果により、Drone Industry Insightsが発表する『ドローンサービス企業 世界ランキング』で、産業用ドローンサービス企業として2019年以降連続でトップ2にランクインし、2024年は世界1位を獲得しました。さらに、経済産業省主催「日本スタートアップ大賞2025」では、国土交通分野の社会課題に向けた取り組みが高く評価され、「国土交通大臣賞」を受賞しました。

テラドローンは、ドローンや空飛ぶクルマの普及を見据え、“低空域経済圏のグローバルプラットフォーマー”として社会課題の解決を目指します。詳しくは http://www.terra-drone.net

Unifly NV

ユニフライは、ベルギーに本社を置くUTM(Unmanned Aircraft System Traffic Management)テクノロジープロバイダーであり、主にドローンや空飛ぶクルマの運航管理システムを開発しています。欧米8カ国で国全体へのUTM導入実績があり、同分野における世界的なリーディングカンパニーです。テラドローンは2016年に戦略的パートナーシップ契約を締結、資本提携も行い、2023年には51%の株式を取得して子会社化。ドイツ政府傘下のANSP(航空管制サービスプロバイダー)であるDFSも同社の知見や技術力を高く評価し、2018年に出資して第二筆頭株主となっています。
詳しくは https://www.unifly.aero/

本件に関する問い合わせ

Terra Drone株式会社 
メール: pr@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net