2026年5月1日

テラドローン、東京で防衛事業の進捗に関する記者発表会を実施 ~固定翼型迎撃ドローン「Terra A2」発表および「Terra A1」攻撃型無人機の無効化成功~

Terra Drone株式会社(以下、テラドローン)は、2026年4月28日、東京において、防衛分野における取り組みの進捗について記者発表会を実施いたしました。3月にキーウで実施した記者会見および迎撃ドローン「Terra A1」の発表に続く第2弾の発表として、固定翼型迎撃ドローン「Terra A2」の発売、およびウクライナの固定翼型迎撃ドローン企業への戦略的出資について発表しました。

近年、ウクライナおよび中東における安全保障環境は急速な変化を続けており、迎撃ドローンの重要性は世界的に認識されつつあります。シャヘド型自爆ドローンは最高速度約180km/h、飛行距離は2,000kmにも及び、約500万円という低コストで大量運用が可能となっています。これに対し、6億円規模の高価格帯ミサイルで迎撃する従来型の防衛体制は、コストパフォーマンスの観点からも持続性に課題が生じています。「安価な脅威に対しては、安価な迎撃手段で対抗する」という考え方が新たな前提となるなか、テラドローンは迎撃ドローン領域における製品ラインアップ拡充を進めています。

プレスリリースはこちら
テラドローン、ウクライナの固定翼型迎撃ドローン企業WinnyLab LLCへ戦略的出資第二弾
テラドローン、迎撃ドローン「Terra A1」が長距離無人機脅威への迎撃成功

記者会見の概要

当日は、世界の防衛産業の潮流が「アジャイル開発・量産前提・低コスト」へと根本的に転換しつつある状況を踏まえ、テラドローンが推進している「多層防衛」の構想について説明しました。短距離・中距離・長距離それぞれにおいて最適な迎撃手段を組み合わせることが、現代の防衛においては不可欠であるとの考えのもと、近距離向け迎撃ドローン「Terra A1」に加え、より長時間・長距離で運用可能な「Terra A2」をラインアップに加えることが発表されました。

加えて、Terra A1がウクライナ軍の前線においてサンプル運用され、初の迎撃に成功した事例についても紹介し、コンバット・プルーブン(実戦における実証済み)の製品となったことが共有されました。

アーカイブ動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=x-key2HxGuE

発表内容のポイント

本記者会見では、以下の内容について発表いたしました。

  • ウクライナの固定翼型迎撃ドローン企業との資本業務提携および戦略的出資の実施
  • 固定翼型迎撃ドローン「Terra A2」の開発・提供開始
  • ロケット型「Terra A1」の攻撃型無人機の無効化成功
  • 「コンバット・プルーブン × 低コスト × 自律化」を競争優位の3要素とする方針の提示
  • グローバル防衛市場での展開方針

これらを通じて、多重防衛の概念に基づく持続可能な次世代防衛基盤の構築を加速させる方針を示しました。

登壇者

  • Terra Drone株式会社 代表取締役社長 徳重徹

今後の展望

今後、都市防衛、重要インフラ防護、国境監視・警備、各国防衛機関向け用途などの領域への展開を加速してまいります。

迎撃ドローン市場が今後、短距離・中距離・長距離と用途別に高度化していく中、当社は複数レイヤーを担うソリューションを構築し、低コストかつ持続可能な新しい防衛システムの実現を目指します。

また、日本、欧州、米国を含む各地域のパートナーと連携し、グローバルな防衛需要への対応を進めてまいります。