テラドローン、”西日本豪雨”の土砂災害現場における地形測量へUAVレーザー測量技術を活用

１．背景・目的
地震や大雨などの大規模災害時においては、早期に現地の被災状況を把握し必要な対応策を検討するため、迅速な地形測量が求められます。一方、今回の災害では現地の測量業者の不足や土砂崩れ等危険な箇所への立ち入りが懸念され、被災状況の把握が進まず復旧活動に遅れが生じ大きな課題となっておりました。
今般、迅速な復旧活動を目的とし弊社によりUAVレーザー技術を用いた測量を実施致しました。

２．概要
主に以下の業務において効率化を図ることが出来ました。
・従来の地上測量と比較し、現地での作業時間を大幅に短縮
・土砂災害等の踏査困難な場所での計測を可能に
・対策工事を迅速に進めるための地形データ、 図面を計測後1日で提供

 ３．今後について
西日本豪雨の土砂災害現場の復旧は被害箇所の多さ故に、長期的になる見込みです。
弊社では復旧に関していち早く現地に入り、詳細な情報を取得することが測量の使命だと考え、今後もまだ残る土砂災害現場における調査・計測業務を行って参ります。

また、2018年9月6日に発生しました北海道胆振東部地震における災害復旧への積極的な支援も行って参ります。

最後に、弊社では現在UAVレーザー計測のパートナー企業様を募集しております。
パートナー企業様には、弊社所有のレーザースキャナーのレンタルと導入技術トレーニング等も行っております。
業務のご依頼、パートナー提携のご相談に関しましては、下記問い合わせ先までお願いいたします。