産業向けのドローン関連サービスを国内外で提供するテラドローン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役/徳重 徹、以下テラドローン)は、3月上旬に世界約20ヶ国のグループ会社幹部を集め、今後の世界戦略推進に向けたグローバルサミットを3日間に渡り開催した。
参加企業はAPAC、EU、南米、アフリカと世界各国にわたる。初日は、テラドローン代表の徳重による挨拶や、参加した各企業の紹介や交流会が催された。二日目は、先進的なドローン関連のテクノロジー企業が、自社の独自技術やビジネスモデルについて説明を行った。テラドローンは日本で展開している自社製LiDARシステム「Terra Lidar」、自動航行技術を活用した点検ソフトウェア「Terra Inspection」、UTM(運行管理システム)などのテクノロジーを駆使した事例を複数紹介し、各国のチームと共有した。最終日はビジョンやカルチャーの説明、今後のグローバル戦略、財務・事業計画について、今後の成長・発展に向けた活発な意見交換を行った。
インドネシアから参加したTerra Drone Indonesiaのマイケル・シアジアン氏は、「(グローバルサミットを終えて)、世界各国から来ているメンバーと知り合えるいい機会であり、多くの情報を得ることができた。このグローバルサミットを終えて、次に何が起こるのかと思うとすごくワクワクしている。テラはもっと面白くなっていくと思うし、ドローン事業がグローバルビジネスになっていく未来が見える」と語り、徳重について、「彼を尊敬している。それぞれの海外支社がベストを尽くせるように力を尽くしてくれている。彼はマン・ウィズ・ア・ミッション(使命を背負った男)だ。」と評した。
カナダから参加したSkyworksのマイケル・コーエン氏は、「技術開発に注力してきた一方で、サービスの提供先には課題があったが、テラグループの一員となったことでグループ会社及びネットワークを通じたサービス提供の効率化が期待できる。また、今後テラドローンに集まる各国からのローカルニーズや最新情報を自社の開発にも活かしていくことができる。」と述べた。
テラドローンは徳重はじめ幹部が世界各国を訪問し、世界最先端の技術を有するテクノロジー企業の発掘・出資・提携を行うと同時に、各国の有力ドローンサービス・プロバイダー(ドローンサービスを提供する会社)との資本提携を進め、この1年でグループ会社は世界約20カ国にまで拡大してきた。
今後はテクノロジー企業とドローンサービス・プロバイダーの双方を繋ぐ仕組みを築くことで技術・情報・ネットワークが集約するドローン分野における世界最大のプラットフォームの構築を加速させていく。また、今後世界各国から集まってくる最新情報をベースとして、グループ内のテクノロジー企業が持つ技術を掛け合わせることで、新たなイノベーション創出及び顧客課題の解決を目指し、グループ企業の統合も進めていく。
世界でも類を見ない圧倒的なスピードでグローバルビジネスを展開するテラドローンでは、今後もドローン分野における最先端技術を有するテクノロジー企業の発掘、及び世界各国の有力ドローンサービス・プロバイダーとの提携を加速させていく。
■テラドローン株式会社
本社を東京におき、全国7支社とAPECやEU、 アフリカ、オーストラリアなど世界で10拠点以上を構え、国内外にてドローンを用いたレーザー・写真測量を実施、高精度3次元図面を短時間で作成、施工管理に役立つサービスを提供するドローンスタートアップ。日本では大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績を有しi-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。海外ではオイル&ガス、電力、マイニング分野を中心とした保守・点検サービスの展開を加速させている。現在は国内外で250件以上のUAVレーザー計測実績を基に、早稲田大学との共同開発によるオリジナルLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売拡大を予定している。
ドローン管制システム(UTM)においては、グローバルリーディングカンパニーとして市場を牽引。3年前に筆頭株主としてUnifly社(ベルギー)へ出資後、昨年も追加出資を行い、現在日本、ヨーロッパ、アメリカ等海外各国でUTMシステムを展開している。
グループ会社はアジアで電動二輪、三輪を製造販売し、海外売上比率85%、年間3万台を売り上げるテラモーターズ株式会社。
■本件に関する問い合わせ
テラドローン株式会社
電話 : 03-6419-7193
メール: info.jp@terra-drone.co.jp
HP : https://www.terra-drone.net/global/