2019年7月10日

自社ドローン搭載型レーザ「Terra Lidar(テラライダー)」を使った精度10cm以内の山地現況測量を秋田県にて実施

~植生伐採前の現況測量により、法面モルタル吹付工事計画にかかる工数を削減~

テラドローン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役/徳重 徹、以下テラドローン)は、6月下旬に従来のドローン搭載型レーザ価格の約1/3での提供を実現した、自社ドローン搭載型レーザ「Terra Lidar(テラライダー)」(早稲田大学共同開発)を用い、山科建設株式会社(本社:秋田県)の現場にて山地の現況計測を実施しました。(精度検証結果を下部に記載)
同時に、有限会社羽後測機(本社:秋田県)に同製品の導入を完了しました。

 

本製品の資料・御見積書請求、計測トライアル申込はこちら→https://forms.gle/NdpnW8CBpz3n76SN8

「Terra Lidar(テラライダー)」による急斜面計測の様子

本案件の計測地は、法面モルタル吹付工事を目的としており、従来手法では人の手での計測が困難であった植生伐採前の計測を「Terra Lidar(テラライダー)」を用いる事で実現。従来手法で数日間要した業務を、半日以内で木々を含む急斜面土地をドローンに搭載した「Terra Lidar(テラライダー)」によって計測が可能となり、取得される点群データからは、等高線図・縦横断図、その他現況図面の作成を行います。

「Terra Lidar(テラライダー)」による点群データ例

また、テラドローンでは、以下の手法に沿って取得した点群データの精度検証を実施しました。下図にあるように、現地に設置した調整用基準点に対してVRS座標計測を行い、「Terra Lidar(テラライダー)」にて計測された点群データの座標情報を重ねて精度検証を行った結果、平均較差10cm以内の点群データが取得されている事を確認しました。

同製品を導入した有限会社羽後測機の武田様から、「今後、Terra Lidar(テラライダー)を用いて、山地・急斜面等の従来手法では困難であった計測地における高精度・効率的な測量業務を提供していきたい。」といったコメントを頂きました。

「Terra Lidar(テラライダー)」とVRS計測による精度検証

テラドローンでは、今後も「Terra Lidar(テラライダー)」を使った計測の実施や導入を受け付けております。
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(お問い合わせ先:下部に記載)

 

■テラドローン株式会社
東京本社・全国7支社に加え、アジア、ヨーロッパ、 南アメリカ、アフリカ、オセアニアの世界25カ国以上に支社を構える、世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。海外ではオイル&ガス、電力、マイニング分野を中心とした保守・点検サービスの展開を加速させているほか、建設、GIS、UTMなど幅広い分野でもソリューションを提供している。災害復興や区画整理を目的とした大規模な政府プロジェクトや長距離送電線点検など、多くの実績も有する。
日本では大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績があり、i-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で300件以上のUAVレーザー計測の実績を基に、早稲田大学との共同開発によるLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売を拡大している。
2016年には筆頭株主として、ドローン管制システム(UTM)の開発・サービスを行うUnifly社(ベルギー)へ出資し、昨年には追加出資を完了。世界各国でUTMシステムを展開している。
今後もドローン最先端技術を持つ世界の企業へ出資を続けていく。

テラドローンの最新情報は以下のリンク先をご覧ください。
Facebook:https://www.facebook.com/TerraDrone.jp/
Twitter:https://twitter.com/TerraDrone_JP

■本件に関する問い合わせ
テラドローン株式会社
電話 : 03-6419-7193
メール:support-terralidar@terra-drone.co.jp
HP:https://www.terra-drone.net/
Terra Lidar(テラライダー) 製品HP : https://lidar.terra-drone.net/
Terra Mapper(テラマッパ-) 製品HP:https://mapper.terra-drone.net/