静岡県清水区にてドローンレーザ測量の計測デモ・講習会を実施 県内の測量会社や建設会社23社から40名以上が参加

テラドローン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:徳重 徹)は、豊富(静岡市葵区、社長:松浦睦巳)と共催で、ドローン搭載型レーザ「Terra Lidar(テラライダー)」を活用した計測デモ・講習会を静岡県清水区にて実施いたしました。

計測デモ・講習会に参加した、県内の測量会社や建設会社の社員の方々

本計測デモ・講習会は、静岡県の清水ナショナルトレーニングセンターの施設で実施され、静岡県内の測量会社や建設会社23社から40名以上が参加。自社開発のドローンレーザ「テラライダー」を活用し、本センターのグラウンドにて計測デモを実際に行いました。さらに、取得したデータを用いて、屋内で講習会を実施。取得データの説明や活用事例、ものづくり補助金の概要についても説明しました。

静岡県は全国に先駆け、ICT活用工事を支援する組織を設立。昨年末には「i-Construction大賞」を受賞しており、ICT活用工事が最も進んでいる地域の一つです。また静岡県は山間部が多いため、作業員による土地調査には危険が伴うことも多いのが現状です。昨年には台風19号による冠水や浸水被害、家屋被害、土砂崩れなど、甚大な被害が出ており、弊社はドローンレーザを活用し測量を行なっています。このような現状から、今後も同地域でさらなるドローン搭載型レーザの活用・普及が見込まれます。

精度検証結果(合格:基準値±10cm以内)

当社が開発したドローン搭載型レーザー「テラライダー」は、これまでドローン搭載型レーザーの普及のネックであった導入費用(約2000万〜4000万)を、早稲田大学との共同開発技術により、従来の1/3以下(1000万以下)に抑えることに成功しました。すでに昨年から合わせて40台以上が、建設会社・測量会社・建設コンサルティング会社に導入されています。

当社では、例年経産省より公募が行われるものづくり補助金を利用した本製品の受付を実施しております。昨年のテラライダーの採択実績は、約8割を達成しました。本補助金を利用する事で、最大半額の500万円以下でテラライダーの導入が可能です。

今後、同県の土木事業や測量設計業務においてもICTの活用は益々進むものと思われます。テラドローンは、本計測と同様の山地計測および災害状況把握、一般土工におけるドローン搭載型レーザ計測実績を国内外で約350件以上擁し、ドローン測量実績No.1。各県自治体におけるICT普及推進のサポートに使命感を持って取り組んでまいります。

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info.jp@terra-drone.co.jp

テラライダーで取得した、清水ナショナルトレーニングセンターのグラウンドの3次元データ

 

テラドローン株式会社

東京本社・全国7支社に加え、アジア、ヨーロッパ、 北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアの世界25カ国以上に支社を構える、世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。海外では石油・ガス、電力、マイニング分野を中心とした保守・点検サービスの展開を加速させているほか、建設、GIS、UTMなど幅広い分野でもソリューションを提供している。災害復興や区画整理を目的とした大規模な政府プロジェクトや長距離送電線点検など、多くの実績も有する。

日本では大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績があり、i-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で350件以上のUAVレーザー計測の実績を基に、早稲田大学との共同開発によるLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売を拡大している。

これまでの出資先として、ドローン運行管理システム(UTM)の開発・サービスを行うUnifly社、長距離および目視外飛行に適した固定翼機を開発するC-Astral社、石油タンク点検用のドローン開発・サービスを行うRoNik Inspectioneering社、自社開発のガス検知システムで特許を取得しているVentus Geospatial社、鉱山向けのSLAM技術を有するInkonova社など多数。今後もドローン最先端技術を持つ世界の企業へ出資を続けていく。

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本件に関する問い合わせ

テラドローン株式会社

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メール: info.jp@terra-drone.co.jp

HP : http://www.terra-drone.net