テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:徳重 徹、以下 テラドローン)は、測量データ作成・解析用の自社開発ソフト「Terra Mapper」(以下 テラマッパー)を大型アップデートいたしました。今月28日・29日に開催するオンライン講習会にて、新機能「点群間引き」「グリッドデータ作成」についても解説いたします。
◆「Terra Mapper」について
Terra Mapper(以下 テラマッパー)とは、ドローンで撮影した写真データの3次元化から詳細な解析までを、一貫して行うことができる測量向けのソフトウェア。対空標識(GCP)の自動認識や、不要物(現場の建機や草木など)の自動除去機能が、データ作成・解析のワークフローを簡素化します。本ソフト上で処理した3Dデータからは、縦横断図の取得が可能。さらに、盛土・切土の計算が簡単にでき、土量計算・土量比較を簡単に行うことができます。導入費用は従来のおよそ10分の1となっています。
本ソフトウェアは、販売を開始した2016年から5000ダウンロードを達成しました。
今回のアップデートにより、以下の機能が新たに追加されました。この新機能により、ドローンによるデータ取得後の処理がより効率化されました。
1. 点群間引き
通常、数千万〜数億点にものぼる点データを自動で間引くことにより、点群処理にかかる時間を削減。点群生成後の処理や他のソフトへのデータ移行も、よりスムーズかつ快適に行うことができるようになりました。
2. グリッドデータ(グリッドライン)作成
取得した点群から均一な間隔で座標値を自動摘出し、グリッドラインを表示・出力することが可能です。さらに、出力したグリッドデータを重ねることで、作図に使用することもできます。
昨年11月には、奈良県水循環・森林・景観環境部森林整備課がテラマッパーを導入。同課は既設林道にてTerra Mapperを活用しており、今後は山地災害現場の調査、さらには説明資料作成のため図面作成(土地の平面図や縦横断図など)にも活用していく予定です。ドローン飛行により取得したデータを本ソフト上で処理することで詳細な情報(例えば、崩壊地内の面積や距離など)が得られ、これらの情報は図面作成に活用することができます。
以下、「Terra Mapperオンライン講習会」についての詳細となります。
◆「Terra Mapperオンライン講習会」について
ネット環境とパソコンさえあれば、誰でも簡単にどこからでもご参加頂けます。
〈講義内容〉
1. そもそもなぜUAV写真測量が注目されるのか?
2. 3次元点群データの活用方法
3. 導入が容易なTerra Mapperの使い方デモ(実際に本ソフトを使用してご説明)
4. 新機能の紹介(点群の間引き機能、CADポイントの自動作成機能など)
5. 写真測量における注意点
〈開催日程〉
第1回: 5月28日(木)10時〜
第2回: 5月29日(金)10時〜
※所要時間は1時間〜1時間半を予定しております。
〈参加までの流れ〉
1. 参加申込フォームかお電話から、参加申込をします(※下記の参加申込み方法を参照)
2. 後日、オンライン講習会参加用のURLをメールアドレスに送付します
3. 当日、開始時間になったらURLをクリック
4. オンライン講習会が始まります
◆参加申込み方法
以下のどの方法でも、お申込みが可能です。
1. QRコードを読み取り、参加申込フォームに記入
2. 下記のリンクから、参加申込フォームに記入
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdc_Uyh1C4NlsdtxRcOYrpvpNoPGab6Sdtr7iBgb8cboyORCQ/viewform
3. 03-6419-7193(主催:テラドローン株式会社)へお電話
※「オンライン講習会に参加希望」とお伝えください。
▼テラマッパーの無料トライアルのお申込はこちら
https://mapper.terra-drone.net/trial-dsk/
■テラドローン株式会社
東京本社・全国7支社に加え、アジア、ヨーロッパ、 北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアの世界25カ国以上に支社を構える、世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。海外では石油・ガス、電力、マイニング分野を中心とした保守・点検サービスの展開を加速させているほか、建設、GIS、UTMなど幅広い分野でもソリューションを提供している。災害復興や区画整理を目的とした大規模な政府プロジェクトや長距離送電線点検など、多くの実績も有する。
日本では大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績があり、i-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で350件以上のUAVレーザー計測の実績を基に、早稲田大学との共同開発によるLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売を拡大している。
これまでの出資先として、ドローン運行管理システム(UTM)の開発・サービスを行うUnifly社、長距離および目視外飛行に適した固定翼機を開発するC-Astral社、石油タンク点検用のドローン開発・サービスを行うRoNik Inspectioneering社、自社開発のガス検知システムで特許を取得しているVentus Geospatial社、鉱山向けのSLAM技術を有するInkonova社など多数。今後もドローン最先端技術を持つ世界の企業へ出資を続けていく。
テラドローンの最新情報はFacebook Twitter Linkedin をご覧ください。
Facebook:https://www.facebook.com/TerraDrone.jp/
Twitter:https://twitter.com/TerraDrone_JP
■本件に関する問い合わせ
テラドローン株式会社
電話 : 03-6419-7193
メール: info.jp@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net