2018年12月25日

ベルギー大手ドローン運行管理サービス・プロバイダーであるUnifly社に追加出資

(写真右から2番目がUnifly社ボードメンバーであるテラドローン株式会社代表 徳重 徹)

テラドローン株式会社は大手ドローン運行管理サービス・プロバイダーであるUnifly社(本社:ベルギー、アントワープ、CEO:Marc Kegelaers)に追加出資しました。今回、テラドローン株式会社の他にドイツ国内にて航空交通管制を行うドイツ滑空機研究所(DFS)なども新たにUnifly社に投資を実施し、Unifly社はこれまでの資金調達総額を21百万ユーロにしました(26百万USドル)。

調達資金はUnmanned Traffic Management (UTM)業界における世界的リーティングカンパニーの地位確立に向けたソフトウェアの継続開発、海外販売及び組織体制の強化に使われる予定です。

 

テラドローン株式会社代表の徳重徹は「DFSはドイツ国内で唯一交通管制を行う機関であり、 今回彼らが出資することにより、 EU国内で特に高い基準のドイツでUnifly社の技術レベルが実用レベルであることが認められた。 今回の追加出資を通じてUnifly社との提携を一層強化し、 より優れたUTMサービスを世界各国に提供していく。 DFSも新たに投資を実施したことは、 Unifly社の実績と最先端テクノロジーが高く評価されたことを証明するものである。 」と述べた。

 

Unifly社CEOのMarc Kegelaersは「数年前に我々は自社UTMプラットフォームを確固たるものとしてスケールアップしていくことを決意し、これまでドローンサービス産業における戦略的インフラ基盤の機能を提供してきた。この2年間ソフトウェア分野で協業してきたドイツ国内航空ナビゲーションサービス・プロバイダーであるDFSが出資参画するといった事実は、我々が描く戦略の成功を証明するものである。またテラドローン株式会社から追加出資を受けることができ非常に嬉しく思う。日本及びアジアのユーザー向けにより精度の高いUTMサービスを提供すべく更なる開発を進め、日本のドローン産業の発展に貢献していきたい。」と述べました。

 

DFSのCEOであるProf. Klaus-Dieter Scheurleは「DFSとUnifly社はこのダイナミックなドローン市場に何が必要かということに関して共通のビジョンを有しており、一流のUTMソフトウェアと主要な航空ナビゲーションサービス・プロバイダーである我々のノウハウを融合することは有意義である。」と述べました。

 

■テラドローン株式会社

本社を東京におき、全国7支社とAPECやEU、 アフリカ、オーストラリアなど世界で10支社を構え、国内外にてドローンを用いたレーザー・写真測量を実施、高精度3次元図面を短時間で作成、施工管理に役立つサービスを提供するドローンスタートアップ。大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績を有しi-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で250件以上のUAVレーザー計測実績を基に、早稲田大学との共同開発によるオリジナルLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売拡大を予定している。

ドローン管制システム(UTM)においては、グローバルリーディングカンパニーとして市場を牽引。昨年Unifly社(ベルギー)へ出資を行い現在筆頭株主であり、ヨーロッパ4か国、アメリカ等海外各国でUTMシステムを展開している。

グループ会社はアジアで電動二輪、三輪を製造販売し、海外売上比率85%、年間3万台を売り上げるテラモーターズ株式会社。

 

■本件に関する問い合わせ

テラドローン株式会社

電話 : 03-6419-7193

メール: info.jp@terra-drone.co.jp

HP : http://www.terra-drone.net