2019年1月16日

UAV搭載レーザシステム「Terra Lidar」が特許庁より特許の交付を完了しました

テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下「テラドローン」)は、この度、弊社が早稲田大学と共同に開発を行った「Terra Lidar」につきまして、特許庁より特許の取得を完了致しましたことをご報告いたします。

 

従来のUAVレーザにおいて機体姿勢推定をおこなうIMU、高精度の位置推定を行う多周波GNSSアンテナを、安価な複数の単周波GNSSアンテナ間の独自システムにより代替する事で、従来のUAVレーザより約1/2~1/3の大幅なコストカットを実現した本システムに対し、特許が交付されました。

弊社はこれまで西日本豪雨・北海道胆振東部地震を始めとした自然災害にUAVレーザを用いた測量により貢献してきました。今後は「Terra Lidar」をお客様にご提供することで、従来製品では高額で普及が進みづらかったUAVレーザ測量を活発化させ、災害発生時に測量業務を通じて早期に復興に取り掛かれる環境形成に貢献していきます。

■テラドローン株式会社
本社を東京におき、全国7支社とAPECやEU、 アフリカ、オーストラリアなど世界で10支社を構え、国内外にてドローンを用いたレーザー・写真測量を実施、高精度3次元図面を短時間で作成、施工管理に役立つサービスを提供するドローンスタートアップ。大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績を有しi-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で250件以上のUAVレーザー計測実績を基に、早稲田大学との共同開発によるオリジナルLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売拡大を予定している。

ドローン管制システム(UTM)においては、グローバルリーディングカンパニーとして市場を牽引。昨年Unifly社(ベルギー)へ出資を行い現在筆頭株主であり、ヨーロッパ4か国、アメリカ等海外各国でUTMシステムを展開している。