屋根リフォーム専門メディア「やねいろは」を運営する白神商事と共同で、台風15号で被災した千葉県3市にて、自社開発の点検アプリ「Terra Roofer」を活用した屋根点検を実施
先月9日に関東地方に上陸した台風15号は、千葉県を中心に甚大な被害をもたらしました。この観測史上最強と言われる台風の影響で、先月末の県の調べによると約1.2万戸の家屋被害が発生し、その多くが屋根部分の損壊だと言われています。広範囲で多くの家屋損壊が起きていることから現地では修理業務に多くの待ちが発生しており、屋根の修理業者の手配が難しいのが現状となっています。
修理業務が進まない大きな要因として「修理前に行う現地調査が行えていない」状況があります。住宅の修理前には、現地調査をするのが一般的です。しかし、今回の場合では、仮に修理業者が手配できた場合にも、現地調査に多くの待ち状況が発生しているために、結果として住宅の修理が中々受けられないケースが多発しています。
この状況を改善するため、弊社は全国200社以上の屋根工事専門業者とのネットワークを有する「やねいろは」(運営元:白神商事株式会社)と共同で、自社開発アプリ「Terra Roofer」を活用し、ドローンをスタッフ自身で飛ばして屋根を撮影しました。この写真により屋根の現状把握ができるため、現地調査をする必要がなくなり、そのまま修理段階へと進むことができます。
なお、白神商事が運営するウェブサイト「やねいろは」では、災害発生時から災害地域専用窓口を設け、屋根の破損にお困りの方からの相談を引き続き受け付けております。
今後とも、以下の「専用相談フォーム」にてお問い合わせを受け付けてまいりますので、お気軽にご相談ください。
▼「やねいろは」専用相談フォームはこちら
https://yaneiroha.com/lp/disaster/index.cgi
■テラドローン株式会社
東京本社・全国7支社に加え、アジア、ヨーロッパ、 北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアの世界25カ国以上に支社を構える、世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。海外では石油・ガス、電力、マイニング分野を中心とした保守・点検サービスの展開を加速させているほか、建設、GIS、UTMなど幅広い分野でもソリューションを提供している。災害復興や区画整理を目的とした大規模な政府プロジェクトや長距離送電線点検など、多くの実績も有する。
日本では大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績があり、i-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で350件以上のUAVレーザー計測の実績を基に、早稲田大学との共同開発によるLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売を拡大している。
これまでの出資先として、ドローン運行管理システム(UTM)の開発・サービスを行うUnifly社、長距離および目視外飛行に適した固定翼機を開発するC-Astral社、石油タンク点検用のドローン開発・サービスを行うRoNik Inspectioneering社、自社開発のガス検知システムで特許を取得しているVentus Geospatial社、鉱山向けのSLAM技術を有するInkonova社など多数。今後もドローン最先端技術を持つ世界の企業へ出資を続けていく。
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■白神商事株式会社
1957年に岡山県にて設立。屋根材卸業を主とする商社。2016年に屋根職人と屋根にお困りのエンドユーザーを直接繋げる屋根リフォーム専門サイト「やねいろは」をローンチ。全ての職人を1社ずつ丁寧に取材していることが特徴。2019年現在、200社以上の屋根職人が登録するマッチングサイトとして日本全国に展開中。
■本件に関する問い合わせ
テラドローン株式会社
電話 : 03-6419-7193
メール: info.jp@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net