2024年11月29日にテラドローンは東証グロース市場に上場しました。創業以来、数々のチャレンジをして、ドローン・空飛ぶクルマなどのエアモビリティ産業の最前線を切り開いてきたテラドローンにとっての上場は、記念すべき節目です。これまで支えてくださったお客様・パートナーの皆様、そしてテラドローンに関わるすべての方々に、心より感謝申し上げます。この感謝の気持ちを胸に、社員限定ではありますが、全社を挙げての祝賀会を開催いたしましたので、その感動的な一日を余すことなくお届けいたします。
オープニングセレモニー
まずは、上場の喜びを改めて共有するために行われたオープニングセレモニーからスタート。会場である表参道の「ストリングス」は、晴れやかな雰囲気に包まれていました。上場を迎えた喜びと、支えてくださった全ての方々への感謝の想いを込めて、まずは社長からの挨拶が行われました。スピーチでは、これまで歩んできた苦難の道程だけでなく、これからさらにグローバル展開を加速させ、業界をリードしていくための強い決意が語られました。
徳重 乾杯 スピーチ文
皆さん、改めましてありがとうございます。これまで世界の市場を見据えながら数々の挑戦をしてきましたが、正直、先週金曜日は自分の人生で最も感動した日になりました。この感動は、間違いなく皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
特に我々は、海外子会社が多く、事業内容も複雑で、上場の難易度が非常に高い状況でした。特に、最後の半年間は世界中のチームと一緒に取り組みました。難易度が高いうえにやらなければならないことが多くありましたが、皆さんがそれを見事にやり遂げてくれたことに、本当に感謝しています。
金曜日には記者会見も行い、非常に多くのメディアにお集まりいただきました。これを実現できたのは、PRチームの努力もありますが、それに加えて、事業内容が社会課題を的確に捉え、意義のある取り組みをしていることの証だと思います。日々皆さんが取り組んでいる仕事が、いかに社会にとって重要であるかを実感しました。また、すでに売上の39%が海外からという事実にも、大きな反応をいただきました。これは私たちの活動の大きな強みだと感じます。
私自身も、直前までIRやPRに力を注ぎ、最初は株価がどうなるか心配していましたが、結果的に市場でも注目いただけているようです。これも皆さん一人ひとりの努力の賜物だと思います。
これまで多くの苦労と奮闘があったと思いますが、今日はそのすべてを忘れて、心から楽しんでいただければと思います。本当にありがとうございました!
次に乾杯の音頭として、ミニ鏡開きを用意していました。(社員からの提案でした!)「新たな門出を祝う」という意味を持つこの儀式は、上場をしたテラドローンにとってまさにふさわしいものでした。そのまま乾杯へと進み、華やかな宴の幕が上がりました。さらに、その後には“祝上場”と大きく飾られた特製ケーキがサプライズで登場し、ローソクを吹き消す場面では、ひときわ社員から大きな拍手が響き渡りました。
これまでのテラドローンを振り返る動画公開
次に、2016年の創業から現在に至るまでの道のりを綴った特別映像が上映されました。ドローンや先端技術の世界は日進月歩。試行錯誤を重ねる中で、社員たちは多くのチャレンジと成長を重ねてきました。その歩みが凝縮された映像には、苦難を乗り越えるために奮闘するメンバーの姿や、海外展開に向けて新しい技術や人材を積極的に取り入れてきた歴史が詰まっています。場面ごとに会場からは笑いが起こったり、懐かしそうに声を掛け合う姿が見られたりと、社員たちの絆や会社に対する誇りを感じることができ、テラドローンが歩んできた軌跡の重みをみんなで共有したひとときでした。
ここだけしか聞けない!特別トークセッション
さらにイベントの目玉ともいえる特別トークセッションが始まるや否や、モデレーター予定だった西日本支社の静さんと福井さんの姿が見当たらないまま不思議な空気が漂う中、突然流れたのはあの有名なお昼番組のテーマ曲。なんと黒スーツにサングラスをかけた名物司会の格好をした静さんと福井さんがサプライズで登場しました。会場は笑いに包まれ、こうした遊び心あふれる演出は、Inspireを大切にするテラドローンらしさを感じさせる場面となりました。
トークセッションは、二部構成で行われ、前半では「Terra Drone流群戦略!海外M&Aについて」、後半は「自社開発のハードソフトの開発と拡大」をテーマに取り上げました。二人のモデレーターの絶妙なトーク進行によって、経営陣の創業期の苦労話やグローバル戦略の裏話、そして今後の事業展開へのビジョンなど、普段なかなか聞くことができないエピソードが次々と飛び出します。和やかな空気の中で、今後の展望や国内のみならず世界的な事業拡大に向けた意気込みを改めて共有する機会にもなり、参加者の期待感が一層高まりました。
忘れられない一日、そして新たな挑戦へ
今回の上場祝賀会では、華やさだけでなく、テラドローンに関わる全ての人の心を一つにする場となりました。当日は、プロのカメラマンと司会者を迎え、「社員全員へ感謝が伝わりこれからもTerra Droneで頑張る糧となるような会」をテーマに、社員全員で祝福をしました。この会は、社員にとって忘れられない特別な一日となり、全員の結束を改めて確認し、新たな挑戦へ向けての決意を新たにする貴重な機会となりました。
社員全員がこの祝賀会で感じた結束と誇りは、今後の更なる飛躍のための、大きな原動力となっていることを願います。新たな船出を迎えた私たちテラドローンの冒険は、まだ、始まったばかりです。
今後も、世界に誇れる革新的な技術を創造し続けるテラドローンに、ぜひご期待ください。
これまで支えてくださった皆さま、そしてこれから出会う多くの仲間とともに、テラドローンは未来の空をより明るく照らし、関わる全てのステークホルダーの皆さまに笑顔と豊かさを届けてまいります。私たちの挑戦はこれからが本番です。引き続き温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします!