2025年2月10日

「専門性×チーム力」個の成長が組織を動かす。テラドローンの解析担当が大切にするCore Valuesとは

テラドローンで働く人たちが仕事で大切にする価値観や軸を紐解く「Core Values」。

今回、久々となるこの企画に登場するのは、ハード/サービス事業部 ハード事業ユニット TL解析チーム 山﨑 圭祐さんです。

入社から約2年半となる山﨑さんですが、それまでは建設関連の分野に身を置きながらキャリアを磨いてきました。そこからなぜ、山﨑さんはキャリアチェンジによってテラドローンを選び、未経験だったデータ解析の仕事に進んだのか。

インタビューを通じて「自分の武器」を作るためあえて厳しい世界に飛び込んだ山﨑さんの「軸」が浮かんできます。

今回は、そんな山﨑さんが現在の仕事において意識しているモチベーションのあり方や今後への想いについても語っています。ぜひ、最後までご覧ください!


ーーまずこれまでの経歴を教えてください。

最初は施工管理の仕事で新築マンションなどの案件を中心に3年ほどやっていました。現場監督の仕事はやりがいはありつつも多忙で過酷な面も多い環境だったので何とか耐え忍んでいる状況でした… そうした状況で無理して続けるか、サラッと変えるかを考えて転職を決意しました。

次の仕事も自分のスキルを軸に建設関係に近い業種で探し、建設業界のマッチングプラットフォームを運営するベンチャーに営業とCS(カスタマーサポート)の担当として入りました。その会社では営業職として地方の建設会社に足を運んでニーズを引き出し、さまざまな方と名刺交換をしながら関係性を構築することをやっていました。

ただ、事業の屋台骨となっていた内装の設計施工会社がコロナ禍で影響を受けて不安定な状況となり、マッチングプラットフォームの事業が分社化されたことを機に新たな仕事を探すようになります。


ーーそこからテラドローンに入ったきっかけはなんだったのでしょうか。

実は、2社目の転職活動の時にあるドローンの会社に面接に行っていたこともあり、当時からドローン自体に対して関心を持っていました。そんな関心もあってか、3社目を探している時に見つけてアプローチしたのがテラドローンでした。

ただ、これまでのキャリアとは異なり、全く未経験だったデータ解析の職種に応募しました。面接の時に取締役の関さんから、これまでのキャリアを踏まえて「CSの仕事はどう?」とも言われましたが、もともと技術者として社会人のキャリアをスタートさせたこともあり、改めて専門職に携わりたいという思いがありました。また、測量以外にもドローンが活躍できる分野は多く、これからさらに可能性が広がっていくと考えました。その中で、データ解析がその第一歩になると思い、「最初はデータ解析の仕事をやってみたい」と伝え、それ以来、現在まで続けています。


ーーこれまで建設関連の業界を中心にキャリアを歩んでいますが、思い入れなどはありますか?

最初の会社に進んだのは、当時の自分に戦える武器となるものがなく「建設の仕事を3年やっていればある程度武器になるのでは」との考えからでした。もともと幼い頃に大工の仕事に憧れていましたし、「THE男」といった男臭さを感じられるものに興味があったのでしょうね。実際に現場監督の仕事をやっていた時は、出来上がった建物のインパクトもあって夢があると感じていました。

その反面、建設業界は昔ながらの慣習などで色んな課題も抱えています。長時間労働や生産性などの部分で職人さんが苦労している話を多く聞く中、携わる人が幸せになれたらとの思いで業界を変える事業を展開する会社を探していた時に2社目のベンチャーを見つけました。

ーーテラドローンのようなベンチャーの環境に飛び込むことに対し、不安感などはありませんでしたか?

正直、あまりなかったですね。1社目の厳しい環境でメンタルを鍛えられ、2社目はベンチャーならではのイケイケな雰囲気で未経験の営業職をやっていたので、新たな環境に飛び込むことに対しての抵抗感は無かったと思います。

テラドローンに入ってからも、先輩が「THE技術者」なタイプの考えを持っていた方だったのに対し、僕は縁の下の力持ちとして支えるといった役割でやっていたので、環境を変えて対応することには慣れているのかもしれません。

ーーこれまで現場監督の仕事など「外」に向けた仕事でキャリアを重ねてきましたが、データ解析の仕事をしている現在、どんな風にモチベーションを高めていますか? 

テラドローンに入社して約2年半が経ちますが、社外での仕事は入社して約半年の頃に計測チームに同行したこと位で基本的に社内で仕事をしています。今の仕事は、前職の営業時と比較するとお客様の顔が直接見えない部分もありますが、もともと現場監督をやっていた時に測量の大変さを知っていたので、建設業界における業務効率化でインパクトを与えている一端を担っている実感を持ちながら仕事をしています。

時期によって業務に追われることもありますが、そうした時もチームの皆でやり切ったことによる達成感をモチベーションに変えています。「苦しいけど、何とかここまでやり切ろう」と言いながら最後までやり通せた時は、現在の解析チームのメンバー全員が施工管理経験者ということもあってか、現場監督をやっていた時の感覚に近いのかもしれませんね。

ーーテラドローンで約2年半働いて心境の変化などはありますか?

自分に求められていることを自分自身がこなせていないことに対する歯がゆさはあります。ベンチャーが上場すると会社の雰囲気が堅くなるといったこともよく聞きますが、テラドローンではそうした部分はあまり感じませんね。どういう状況になっても、自分のやるべきことは変わらないと考えているので、入社した頃と現在との間でギャップは感じていません。

ーーこれからテラドローンで挑戦したいことを教えてください。

マネージャーとしてチームをいかに盛り上げるかの部分ですね。今は同じ作業を日々繰り返す状況にあるので、初心を忘れがちになることもあります。ただ、「自分の仕事でのモチベーションとなっているのは何だろう」と考えた時、改めてチームを盛り立てていく部分にあると感じています。自分も皆も楽しく過ごせるチームを常に目指していきたいです。

やはり、自分がハッピーでないと商品やサービスを提供する際にも「良いモノ」だとなかなか言えないじゃないですか。もともとデータ解析の専門性を高めたいと考えて入社しましたが、次第に裏方の業務を意識して手がけるようになったので、これからはマネージャーとして自分がどんな組織を作り上げられるのかといった点で挑戦していきたいです。

ーー最後に、これからテラドローンで働く仲間に向けてひと言お願いします。

本来の業務以外の部分でも知識を得られる環境にあるので、本人次第で携われることや学べることが、挑戦できること、かなり広く用意されている会社だと思います。解析チームは雑談しながら仕事をできる雰囲気ですし、「あれがしたい」「これがしたい」といった積極性がある人と一緒に働きたいですね。

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