
こんにちは、テラドローンHR/PRチームです。
今回は、ソリューション事業本部に2025年4月より新卒で入社した森口太樹さんに話を伺いました。
「まだ誰も見たことのない景色を描きたい」
そんな思いから、安定した選択を手放し、スタートアップへの挑戦を選んだ森口さん。学生時代の迷いや決断、インターンでの経験を経て、今、彼が胸に抱く“これからの日本を形づくる”という使命感。その価値観の原点と、未来へのビジョンに迫ります。
<プロフィール>
慶應義塾大学経済学部卒。2024年10月から約半年間インターンを経験。2025年4月より当社ソリューション事業本部にて、Terra Lidar・Terra SLAM RTKハード販売のインサイドセールスとして新卒入社。
自分の意思で未来を選ぶ——スタートアップという決断
ーーまずは、スタートアップを志望された理由を教えてください。
大学3年の9月には別の企業から内定をもらっていましたが、心のどこかで「このままでいいのか」という違和感を抱えていました。そこで、自分の視野を広げようとFastGrowや経産省の「J-Startup」などの情報を集めていく中で、スタートアップという選択肢に出会いました。
私が関わりたいのは、“新産業の創造”です。日本は長く製造業が経済を支えてきましたが、時代は変化し続けています。そんな中で、自分自身も「次の日本を形づくる側に立ちたい」と強く思うようになりました。自分は「人と違う道を歩みたい」という思いが昔から強くあって、その延長線上にまだ形のない未来をつくる産業に自然と惹かれる存在になっていきました。
そんな中で出会ったのが、テラドローンです。自分で調べていくうちにその存在を知り、「ここには、まだ誰も見たことのない景色を一緒に描こうとしている人たちがいる」と感じたんです。まさに、自分が挑戦したい世界がここにあると思いました。
ーー「人と違う道を歩みたい」という思いは、いつ頃からあったのでしょうか。
小学校から高校まで、友達との距離感に悩むことが多く、どこか周囲に馴染めない感覚がありました。その中で自然と、「人と同じ生き方をしたくない」「自分の努力で何かを変えたい」と思うようになりました。
母が勉強の環境を整えてくれていたおかげで、努力が誰かの役に立ち、それが喜びに変わるという体験を重ねてきました。大学では最初、コンサルを目指していたのですが、1・2年時の就活イメージはコロナの影響もあって曖昧で、自分で納得しきれないまま進んでいる感覚がありました。
それが嫌で、AIESECの活動に励み、また、大学3年で休学を決断し、新しくGreen Innovator Academyに参加したり、環境系コンサルやNPOベンチャーキャピタルでのインターンにも挑戦しました。「誰かのレールに乗るのではなく、自分の道を自分で切り拓きたい」という気持ちが確信に変わっていきました。実践の中での学びに手応えを感じ、「これだ」と思える感覚が自分の中に残りました。


ーー数ある企業の中で、なぜテラドローンを選んだのでしょうか。
一番大きかったのは、「次世代のビジネスとして成立していく」と確信できた点です。たとえば生成AIやWeb3などは注目されていますが、ソフトウェア領域では日本は欧米に遅れを取っている部分も多いと感じています。一方で、日本の強みは“リアルとデータの融合”にあり、テラドローンは、その中でもハード・ソフトの両方を持ってグローバルに挑んでいる会社で、今後も成長できる余地が非常に大きいと感じました。
他の新産業のスタートアップも候補はありましたが、最終的には、テラポスなどで社内の様子を見て、「この会社、本気でやってるな」と感じたんです。PIVOTの社長インタビューや、「ボーングローバルで市場を見るべきだ」という考え方にもすごく共感しました。高い志を持ってグローバルに挑む姿勢に、自分も惹きつけられました。
営業は“積み重ねの競技”——インターンで得た自信と成長
ーーインターンではどのような業務を担当されましたか?
大きく分けて二つです。一つはインサイドセールスで、社長から現場担当者まで、幅広い方々に対してTerra LidarシリーズやTerra SLAM RTK、サービスの紹介を行いました。もう一つは月1回のウェビナー運営です。
ーーその中で印象的だったことや学びはありましたか?
一番は「架電は簡単そうに見えて、全然簡単じゃない」ということです。最初は言葉が出てこなくて、本当に苦戦しました。ですが、スクリプトの読み込みやイメトレ、独り言での練習を重ねていく中で、少しずつ自信がついてきました。反省と改善のサイクルを繰り返して、インターン期間中から受注に貢献することができました。
営業ってタイミングの要素もありますが、やっぱり日々の積み重ねがものを言う世界だなと感じました。結果が出たときは驚きとともに、大きな達成感がありました。
ーー社内の雰囲気やカルチャーについてはどう感じましたか?
一言で言えば「フラットで、リスペクトがある」会社です。営業推進のチームや各拠点の営業担当の方々とも連携する機会があり、学生の自分にもリスペクトを持って接してくれたのが印象的でした。
印象に残っているのは、入社直前に社員の方が開いてくださった歓迎会です。役職や年齢の壁がなく、自然と馴染める雰囲気がありました。「学生だから」ではなく、一人の戦力として見てくれていることが、すごく嬉しかったです。会社全体としても、いい意味で目標が高く、「もっと社会にインパクトを出していこう」という思いが根付いていると感じました。
「世界に挑む」ことを当たり前にしたい——その第一歩としての入社
ーー正式に入社を決めた理由は何が大きかったのでしょうか。
2024年12月17日、正式に入社を決めました。インターンを通して、「この会社は口だけじゃない」「本気で世界を目指している」と肌で感じたことが最大の理由です。
他にも候補にありましたが、少数精鋭で1人あたりの責任が大きい環境の方が自分には合っていると判断しました。裁量の大きさ、成長機会の多さ、そして一人一人の影響力の強さなど、どれもが自分の求めていた環境にぴったりでした。
ーー入社後の目標や、将来のビジョンはありますか。
まずは成果をきっちり出して、信頼を積み上げていきたいです。そのうえで、既存領域だけでなく、新たなプロダクトや事業領域にも自分から提案していける存在になりたいです。
ゆくゆくは、海外で事業を立ち上げることにも挑戦したいと思っているので、社長のようなシリアルアントレプレナーになって、社会貢献を軸にしながら、インパクトを生み出せる人間になりたいです。支えてくれた人たちへの恩を忘れず、自分も誰かの支えになれるような存在を目指します。
ーー最後に、これからインターンや入社を考えている方にメッセージをお願いします。
今のテラドローンのフェーズは、本気で挑戦したい人にとっては絶好のタイミングだと思います。やりたいことが見つかっていなくても、悩んでいる人でも、受け入れてくれる環境があります。主体的に動きたい、自分で何かを変えたいと思っている人には、間違いなく合う会社だと思います。
迷わず、飛び込め!それが僕からのメッセージです。