2025年6月18日

「誰かに何かを届ける」が原動力に。テラドローンの事業開発推進担当者がこれまでの経験を通じて培ったCore Valuesとは

こんにちは、テラドローンHR/PRチームです。

テラドローンで働く人たちが大切にするそれぞれの価値観や軸を紐解く「Core Values」。
今回は、土木事業本部事業開発推進チームの可部健二郎さんにフォーカスします。

テラドローン入社以来、ジャンルを超えて数々のチームの立ち上げやマネジメントに携わってきた可部さん。「意図的にキャリアを構築することを意識してきた」と語る可部さんですが、テラドローンでのキャリアや働き方のスタンスに対し、学生時代、幼少期と少しずつ遡ることで仕事を通じて大切にするあるキーワードが見えてきます。

今回は、組織としてのテラドローンに対する思いを語る可部さんの姿にも注目しながら、最後までご覧ください


ーーまずこれまでの経歴を教えてください。

新卒でコンサルファームのPwCアドバイザリーに入り、事業再生の部署でプロジェクトを担当していました。その後、テラドローンでカスタマーサクセスチームの立ち上げやTerra Lidarのプロダクトマネージャーを担当し、点検事業部への異動後は点検サービスや屋内点検用ドローンのTerra Xross 1の立ち上げに携わりました。現在は土木事業部で組織横断で新たな事業の立ち上げ・推進をしています。


ーーちなみに、現在所属している事業開発推進チームではどんなことをやっていますか?

事業の立ち上げ・プロダクトのリードを専任で実施することで、新規事業の立ち上げや事業拡大の加速をしていく「事業開発」と、組織横断で事業拡大のための課題解決・仕組構築をしていく「事業推進」の両側面で事業成長への貢献を目指しております。


ーーテラドローンに入って様々なプロジェクトに携わっていますが、その中でも印象深いことはありますか?

どれも異なるやりがいがあって、1番を選ぶのは難しいですね。 思い出深いプロジェクトとしては、Terra Xross 1の立ち上げは、自分の中でも大きな挑戦だったなと感じています。

ーーどんな部分が「大きな挑戦」だと感じていますか?

プロダクトを立ち上げるにあたり、必要な要素はいくつか分解できますが、それぞれこれまで経験してきたことの積み上げが活きてきた印象が強いですね。
 
例えば、カスタマーサクセスチーム時代に培った顧客に向きあうスタンスやメンバーマネジメントのスキル、Terra Lidarのプロダクトマネージャー時代に培ったプロジェクトマネジメントのスキル、そして点検サービスの立ち上げ時代に培った業界ナレッジ・顧客ニーズの分析力などがそれぞれ生かされました。そうした意味で、これまでの経験の積み上げのおかげで臨むことができた挑戦だったと感じています。

ーー取締役の関さんが「社内転職」というワードをよく使いますが、可部さんのテラドローンでの歩みを聞いているとその良さを実感しますね。

「社内転職」の考え方には賛成で、自分もテラドローンという環境を生かして、キャリアを意識的に構築してきたところがあります。経験を積む中でもちろんやりたいことが変わってきましたが、自分がやりたいことを自分の中で整理したうえで、都度都度自分がやりたいことを会社に継続的に発信したり、自分がいなくてもチームが円滑に回るよう、権限を委譲していったりしました。

とはいえ、最後はテラドローンが個人の意志を尊重してくれ、積極的に提案をしていけば、組織編成含め柔軟に対応してくれる環境だからこそいわゆる「社内転職」が実現できているため、そこは本当にありがたいです。

ーー少し話を遡りますが、新卒でコンサルに進んだ理由を教えてください。

当時は自分に対する解像度が荒かったなと思いますが、ある程度の規模のある企業とインパクトのあるプロジェクトに早い段階で関与できる業態という点でコンサルが魅力的だと感じていました。その中で自分に「刺さるモノ」を見い出すための探索の意味も込めて進んだのがコンサルでした。大学では法学部で、法律の道も魅力的でしたが、すごくふわっとビジネスで色々チャレンジしてみた方が遊び心があって楽しそうだな、くらいで考えていました。

ーーさらに遡って幼少期にはどんなことに興味を持っていましたか?

中学生の頃は友人と夜通しでゲームばっかりやっていました。よくいえば、友人とともに結果を出すために協力して探究するプロセスが楽しくて、そうした経験は現在にも生かされていると信じてます(笑)。加えてありがたいことに家庭環境が自由だったがゆえに、自分で考えて自分の好きなものや自分の意志を大事にしながら生きていくことができているとも感じています。

ーーそんな過去からの歩みを踏まえ、自身ではどんな価値観を重視していると思いますか?

もともと人を楽しませることが好きなタイプでした。大学時代にはアプリを自作するようなこともやっており、自分が生み出したものを使ってもらい、誰かに喜んでもらえることに対する魅力は当時から感じていた気がします。そうした周りに対する影響をどれだけ最大化し、もっと大きく言えば日本や世界に対してインパクトを与えられたら、という考えは現在にもつながっていますね。

ーーどちらかと言えば、幼少期から培ってきた価値観が現在につながっているのかもしれないですね。

アプリを作った経験もそうですが、「誰かに何かを届け、届いた人が変わる」というのが自分自身にとって魅力的で、テラドローンでも裁量をもって自分で考え抜いて、アクションをとって、事業や顧客に影響を与え、フィードバックを直に感じられる、そういった部分に面白さを感じています。そうやって考えてみると、学生時代から今まで自分自身の性格や価値観といった部分は大きく変わらずにきているかなと思います。

ーーいまは「誰かに何かを届ける」という立場から直接的には離れ、上流で組織をまとめる立場にいますが、自身ではどのように解釈しながら仕事と向き合っていますか?どちらかと言えば、幼少期から培ってきた価値観が現在につながっているのかもしれないですね。

上流工程を考えるにせよ、結局現場に出て情報を集めて意思決定をしていくので、そこまで変わらないと考えています。また「誰かと目標を達成する」といった部分にも魅力を感じているので、周囲のメンバーを大切にしながらよりよい組織を作り、その先に目標の実現を目指せるのは非常に楽しいです。
 
そういう意味では、自分がチームと一緒にチャレンジをして、その先に大きなインパクトにつなげられたらという考えが根柢にはあります。

ーーそんな可部さんがこれからテラドローンで成し遂げたいことを教えてください。

最近は組織の可能性をどう最大化するかに興味があるので、組織を強化した先にテラドローンの事業成長、すなわち世の中へのインパクトを最大化していくことに寄与したいと思っています。テラドローンは、組織としても次のフェーズに変わっていくタイミングなので、その過程で「世界で勝てる組織」としてのモデルケースを作れたら非常に意義深いと思っています。

ーー最後に、これからテラドローンで働く仲間に向けてひと言お願いします。

自らの手で会社のアセットを使い倒して、新産業でグローバルに大きなインパクトを与えるような挑戦をしたいという想いを持った方と一緒に仕事ができると非常に嬉しいです。

Terra Droneでは、一緒に働く仲間を募集しています。ぜひお気軽にご連絡ください。
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