2025年4月11日

全員の力で低空域経済圏のグローバルプラットフォーマーへ ― テラドローン2025年上半期CWGM開催レポート

みなさんこんにちは、テラドローンHR/PRチームです。

2025年3月18日に2025年上半期全社総会(CWGM)を開催いたしました。
⏬過去の全社総会の様子はこちらから⏬
急遽ハイブリッドに変更!ワンチームで熱気あふれる9期上半期総会(CWGM)

CWGMは、日頃より会社の成長を支え、貢献してくれている全社員への感謝を伝える場であると同時に、当社のミッションである「Unlock “X” Dimensions」の達成に向けた戦略を共有し、目線と方向性を全員ですり合わせて一致団結することを目的とした重要な会議です。

今回は、上場後、初めての開催となる記念すべき会でした。また、前回は悪天候により全員参加が叶わなかったことを踏まえ、社員のモチベーションを高め、組織一丸となって成長を加速させることを目的として、HR/PRチームに加え、懇親会の運営チームのメンバーでワンチームとなり、入念な準備をしました。

今回の司会進行は、前回ICT部門MVPを受賞した河野さんが務めました!

第1部は、代表の徳重、取締役の関と神取のプレゼンを行いました。

徳重からは、創業からの歴史と組織の意義について説明がありました。上場という大きな節目に至るまでの道のりを振り返るとともに、上場後の次なる目標であるTerra Vision2030に向けて、低空域経済圏のグローバルプラットフォーマーとなれるように、全社員が共通認識を持つことの重要性が強調されました。

また、ミッションを達成するための「4つの重要事項」について詳細な解説があり、締めくくりには「視座の高さと同期率」の重要性について、力強いメッセージが送られました。

前期の事業成果の総括および来期に向けた成長戦略についても説明がありました。前回の総会で発表した中長期ビジョン「Terra Vision 2030」についても改めて詳細を共有し、テラドローングループとしての核となる価値観と事業方針が示されました。

特に印象的だったのは、取締役の神取より伝えられた「産業の移り変わりは当然のことである」という前提を改めて認識し、変化を恐れず柔軟に進化する姿勢の重要性が強調された点です。変化の激しい新産業においては、革新的思考と適応力が競争優位性をもたらすというメッセージが全社員に伝えられました。

取締役の関からは、新たにグループ会社となった「Terra DX Solutions株式会社」のM&Aに至る背景と戦略的意図について説明がありました。また、今後注力していく事業領域や中長期的な成長戦略についても、具体的なロードマップと共に示されました。

さらに、組織拡大による経営陣と社員のコミュニケーションが希薄化してきている課題への打ち手の一つとして、過去実施していた「Terra Channel」をリニューアルして復活することを発表しました。最後には、各部門に向けた具体的なメッセージが伝えられ、日々の業務への感謝が送られました。

今期のハイライトは、「Terra Xross 1の発売」「インドネシア初のUTMによる複数ドローン飛行の実証実験実施のご報告」「FPSO業界における世界最大規模のグローバル企業2社と協業」「ドローンサービス企業世界ランキングで1位」「東京証券取引所グロース市場への上場」「経済産業省によるグローバルサウスとの連携強化支援のための補助金に採択」などがあります。

特に、グロース市場への上場は、より多くの方にTerra Droneを知っていただく大きな機会となり、企業としての信頼性・認知度を高める重要なマイルストーンとなりました。これに加え、グローバルでの積極的な事業展開や新製品リリースなど、全体としても非常に躍動感のある一年となりました。

Terra Drone Awardとは、行動指針である「Terra Way」を高いレベルで体現し、素晴らしい成果を上げて、会社に貢献した従業員を称え感謝を伝えるものであり、優れた取り組みを共有することで社内にも良い影響を伝播させパフォーマンス向上を目指すという目的で行っています。


【Corporate部門 MVP】
経営管理業務推進 生産管理チーム 関さん

受賞者コメント
「本当に私一人で仕事はできるものではなくて、生産チームの皆さんがいるから、伸び伸びと私もできているので皆さんに感謝しています。生産チームは他部署と密にコミュニケーションを取る必要がある部署ですので、これからも皆さんよろしくお願いいたします。」

上長である後藤さんよりコメント
「コーポレート部門は普段あまり表に出ることはありませんが、近年では部材管理や納期管理など、全体を支える業務を一手に担っていただいています。素晴らしいのは、それを表立ってアピールするのではなく、徹底的に業務に向き合う姿勢です。その姿が部内外の信頼を集め、自然と周囲からの推薦・後押しによって今回の受賞に繋がりました。


【Operation部門 MVP】
ソリューション事業本部 TL解析チーム 大倉 恒星さん

受賞者コメント
「去年前任者から業務を引き継いでから約1年間、忙しい日々が続きましたが、多くの方々に支えられながら楽しく取り組むことができました。仕事を楽しめることは私にとって幸せな環境だと思っていますので、今後も会社全体やチーム全体がより良い方向に進んでいけるよう、精一杯努力していきたいと思います。」

上長である山﨑さん、岡井さんよりコメント
「大倉さんには、チーム全体で膨大かつ急ピッチな案件処理をこなしながら、新人のオンボーディングや開発部門、CS部門など他部署との連携による課題解決にも尽力いただきました。常に本質を見極め、業務改善につながるポイントを模索し、それを解決するためのツール作成なども積極的に行ってくださいました。まさにOwnershipとGritの精神を体現しており、今回のMVP受賞となりました。」


【Development部門 MVP】
ソリューション事業本部 ハード開発チーム 明比 建さん

受賞者コメント
「まずは賞をいただきありがとうございます。私はもともとTerra Lidar開発に携わっておりましたが、重要な製品であるTerra Xross 1の開発に参画できる機会をいただけたことに、深く感謝しております。この成果は決して私一人のものではなく、チーム全体の協力があってこそ成し遂げられたものです。本当に皆さんに感謝です。ありがとうございます。」

上長の神取さんよりコメント
「明比さんは、プロフェッショナルエンジニアとして、製品開発に強い責任感と情熱を持って取り組んでくださいました。Terra Xross 1の開発は世界的にも先進的かつ挑戦的なプロジェクトでしたが、彼の姿勢と技術力に触発され、チーム全体が一丸となって困難を乗り越えることができました。明比さんの献身的な姿勢と卓越した技術力に、本当にいつも感謝しています。」


【Business部門 MVP】
ソリューション事業本部 セールス東日本チーム 勝本 佳平 さん

受賞者コメント
「この度の受賞は、私一人の力ではなく、多くの方々のサポートがあってこそ達成できたものです。営業の先輩方から学んだ知識と経験、そして東日本チームの岸本さんや大野さんをはじめとするチーム、そしてカスタマーサクセスチームの皆様の厚いバックアップがあったからこそ、成果を上げることができました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。今後もさらに精進し、より一層の売上拡大に貢献してまいります。」

上長岡井さん、仙石さんよりコメント
「今期はTerra SLAM RTKが発売され、その販売責任者として、チームを卓越したリーダーシップで牽引してくださいました。受注実績においても圧倒的な数字を叩き出し、目標達成に向けて決して諦めない姿勢と、結果にコミットする営業マインドは、まさにTerra WayのOwnershipとInspireの精神を体現するものでした。その姿勢が組織全体に大きな影響を与えたことを高く評価し、MVPをお送りいたします。」


【Business Development部門 MVP】
運航管理事業部 事業開発チーム 龍 子洋さん

受賞者コメント
「入社当初はメンバーも少なく、手探りの状態でのスタートでしたが、現在は13名までチームが拡大し、大きな成長を実感しています。プロジェクトベースの案件が多い中、様々な部門の方々と協働して進めてこられたことが、成功の鍵だったと感じています。この成果は運航管理事業部全体の力の結晶であり、チームメンバー一人ひとりの貢献があってこそのものです。このような栄誉ある賞をいただき、純粋にMVP嬉しいです、ありがとうございます。」

上長の植野さんコメント
「龍さんは入社約1年3ヶ月という比較的短い期間で、運航管理事業部の事業開発において数々の挑戦に直面してきました。その中で、チームの規模拡大と共に、社内外の多様なステークホルダーとの関係構築を戦略的に進め、事業の大黒柱として確固たる存在感を示してくださいました。失敗も分析して部署の未来につながるように考えていただき、ありがとうございました。」


【Challenge as global No.1賞(全社MVP)】
ソリューション事業本部 ハード開発チーム Manager 石橋 健太さん

受賞者コメント

「これまで全力で取り組むことができた背景には、優秀なチームメンバーに恵まれ、共に開発に邁進できる環境があったことが何よりも大きいと感じています。また、自分自身が心から楽しいと思える開発テーマが、会社のビジョンと社会のニーズに合致していたことも、大きな原動力となりました。これからもチーム一丸となって、世界を変えるプロダクトの開発に取り組んでまいります。」

 上長の神取さんよりコメント
「石橋さんは、現場の課題を深く理解し、それを独自の視点でプロダクトへと反映してくれます。チーム全体を巻き込みながら、わずか1年半という短期間で世界的にも類を見ない革新的製品の開発を成し遂げ、さらにコストを従来の1/3にまで削減するという驚異的な成果を上げました。このようなグローバルインパクトを生み出すプロダクト開発は、まさにMVPにふさわしい偉業です。石橋さんの功績に、経営陣一同、心より敬意と感謝を表します。」

ワークショップの前に、4月から新たに新卒社員として入社される森口さんの内定式を実施しました。これから当社の未来を共に創っていく新たな仲間として、自己紹介を行い、テラドローンを選んだ理由や入社後の抱負を語っていただきました。

経営陣からは温かい歓迎の言葉とともに、若い力への期待が伝えられ、全社員から大きな拍手で迎えられました。森口さんの新たな視点と情熱が、今後のテラドローンの成長に大きく貢献することを確信しています。

組織の急速な成長をしている中で、自部門はもちろん部門の垣根を超えたコミュニケーションとチームワークの重要性がますます高まっています。そこで今回は、メンバー同士が相互理解を深め、強固な信頼関係を構築するため、お互いを受け入れる体制の土壌づくりのきっかけとするために「モチベーショングラフ」を活用したワークショップを実施いたしました。

★本日のゴール
・自分の大切にしている価値観やその背景を整理
・相手の価値観を理解し、「この人はこういう人なんだ!」と言語化
・相手の”らしさ(コアの資質)”と尊敬できる部分をフィードバックする

参加者からは「人によって価値観が全然違うということを再認識できた」「普段一緒に働くメンバーの意外な一面を知り、もっとコミュニケーションを日ごろから取ろうと思いました。」「相手のことを深く知るほどに業務としてだけでなく、人と人としても良い関係性を築いていけるように感じました」など、多くの前向きな感想が寄せられ、大変有意義なセッションとなりました。

毎回コンテンツのレベルがパワーアップしている懇親会ですが、今回もHRチームの渡利さんを筆頭に運営メンバーと一緒に企画から進行まで実施しました。

その名も・・・

今回はあのNetflixで話題になったあのゲームをオマージュした企画に挑戦します!

TERRA GAMEは、チーム対抗戦形式で3つの異なるゲームに挑戦し、各ゲームの順位(1位~5位)を予想するダービー形式で実施されました。最も的確な予想を行ったチームにはオリジナルのテラドローングッズやトイドローンなど豪華景品が用意されました。

ゲーム① 時間管理

正確に10秒でストップウォッチを止めるという一見シンプルながら高度な集中力を要するゲームです。見事に10.00秒ぴったりで止めた参加者もおり、会場全体が驚きと歓声に包まれる場面もありました。わずかな誤差で順位が決まる緊張感あふれる展開に、挑戦者もダービーを予想するメンバーも熱中していました。

ゲーム② 間違い探し

一般的な「間違い探し」ではなく、写真に潜む微妙な違和感を察知する鋭い観察眼を競うゲームです。巧妙に仕組まれた高難度の問題から、ユーモアセンス溢れる遊び心満載の問題まで多彩な出題により、会場は終始笑いと驚きに包まれました。

ゲーム③ けん玉ダービー

前回の総会でも実施され、今回は「リベンジマッチ」として復活したけん玉ダービー。前回の難易度の高さを考慮し、今回は20秒間に何回玉を剣先に乗せられるかを競う形式に変更されました。

経営陣による対決は白熱し、植野さんが見事3回成功で優勝、一方で社長と神取さんは0回でジャンケンによる決着となり、社長がジャンケンで勝ち、最下位を免れました。

映えある、優勝チームが2チーム同率という結果になり、こちらもジャンケンで決まります。最後は神取さんチームがジャンケンで勝ち、優勝を勝ち取りました。

<懇親会の様子>

<景品をもらったチーム>

懇親会の運営チームの皆さんです。

テラドローンは上場企業ではありますが、これは通過点に過ぎません。今後はさらなる挑戦を重ね、グローバル市場での競争力を高めてまいります。

私たちのビジョン実現には、まだ多くの人材が必要であり、達成すべき目標への道のりはまだ始まったばかりです。事業と組織の成長を加速させ、世界で勝てる日本発のグローバルメガベンチャーを目指してまいります。テラドローンの挑戦的な環境で共に成長したいとお考えの方やご興味がある方は、ぜひカジュアル面談でお話しさせてください。